2010/01/20

キャピタリズム マネーは踊る/板尾創路の脱獄王/しがみつかない生き方

iPhoneに機種変更しようと思ってるんだけど、混んでてなかなかできなーい。

キャピタリズム マネーは踊る』はマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー。新作なのでサブプライムショックもリーマン破綻もオバマ大統領就任も入ってます。工場閉鎖とショッピングモール撤退と一般住宅差し押さえばかり目立つ、地方都市の景色は本当にひどいね。それでも米自動車産業がドイツや日本との競争に負けた話は今さらですがな。まだ活況を呈しているアラブや中国他の新興国の話をしないと。投資の中心は他へ移り、それすらも相対的でしかないという認識を示し、繋がって狭くなりフラット化した地球での、エコロジーと全体最適の真にダウナーな話まで持っていかんと始まりませんがな。なのでだいぶ物足りなかった。いつもの大人気ないパフォーマンスとしては、ウォール街の金融各社から退社する従業員に$マーク書いた布袋を見せて金を入れてくれとか、ここで犯罪が行われていると言ってビルの周囲をKEEP OUTの黄色いテープで囲むとかw すっかり顔が売れてるので「もう映画作んな」とか言われて苦笑する場面も。

板尾創路の脱獄王』は予告編も見てなくて全く予備知識なしで行ったら面白かった。脱獄を繰り返してはすぐに再逮捕される囚人(板尾創路)と見守る看守長(國村隼)の十数年間。妙にせくしーな主演以外に監督と脚本も板尾創路。シリアスとシュールとオチの加減はワタシ的にはいい按配だったけど、お勧めできるかというと自信ありませんw 怒っちゃう人もいるかなあ、どうかなあ。スカイフィッシュみたいではないのでそれは大丈夫w 吉本率高めキャストの中に、木下ほうかや津田寛治というライダーのおやっさんポジの人が混ざってた。

香山リカ『しがみつかない生き方』は去年買っておいて、仮想敵であるらしい勝間和代の何かとセットで読もうと思ってたんだけど、つい先に読んじゃったw あっちは何を読めばいいのかな。ワタシは以前からリカ先生の軽い新書は好きでよく読んでますけど、こっちシンパかというと別にそうでもなく、あっちもわりと好きそうw まだ読んでないけどカツマーの言うことにもきっと一理も三理もあるはずなんだよね。それぞれのいる業界や職種に応じ見えてるものが違うはずなので、つまみ食いするのがいいんじゃないかと思ってます。この本自体はどうということもなかった、むしろ以前より薄まってるような。こんなに薄めて箇条書きや短い章立てにしないと売れないのかとorz。

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2010/01/12

2009年私的ベスト

四日までは仕事、それ以降は風邪引いて熱出して、新年の御挨拶が遅れておりました。そんなワタシですが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて今年も僭越ながら、2009年を振り返ってのワタシ的ベスト発表など。去年以前の作品であっても、見たり読んだりしたのが去年だったら対象に含めてあります。お蔭さまで去年も色々なコンテンツを楽しく見聞きできました。ありがたいありがたい。

【映画】赤い糸/地球が静止する日/フォーリング・ダウン/ラブ・アクチュアリー/ザ・ムーン/チェ 28歳の革命/感染列島/007 慰めの報酬/秘密の花園/ピカレスク 人間失格/チェ 39歳別れの手紙/劇場版・DC版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL/白い嵐/アルティメット/7つの贈り物/パッセンジャーズ/ジェネラル・ルージュの凱旋/ワルキューレ/ニセ札/ミルク/フロスト×ニクソン/スピードレーサー/劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE/バーン・アフター・リーディング/ザ・バンク 堕ちた巨像/デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく/スター・トレック/消されたヘッドライン/ハゲタカ/トランスフォーマー リベンジ/「サクゴエ」/ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破/MW ムウ/蟹工船/戦国 伊賀の乱/メシア 伝えられし者たち/劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4/ノウイング/劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー/侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦/トランスポーター3 アンリミテッド/宇宙へ。/サブウェイ123 激突/3時10分、決断のとき/アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ/沈まぬ太陽/サイドウェイズ/イングロリアス・バスターズ/ウォーリー/YAMAKASI ヤマカシ/南極料理人/仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010/パブリック・エネミーズ/2012 の54タイトルから、
 1.イングロリアス・バスターズ
 2.3時10分、決断のとき
 2.「サクゴエ」
 4.南極料理人
 5.ハゲタカ
 6.ニセ札
 7.ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
 8.ワルキューレ
 9.スター・トレック
 10.白い嵐
仮面ライダーや『ハンチョウ』『監査法人』『スマイル』などTVドラマは除外して、前年同様にベスト10まで。似たテーマや時代背景の映画だとつい比べてしまいがちで、そういう意味では『ワルキューレ』と『イングロリアス・バスターズ』は両方よかった、『ハゲタカ』と『MW ムウ』は前者、『3時10分、決断のとき』と『パブリック・エネミーズ』は前者、『ノウイング』と『2012』は後者、『ザ・ムーン』と『宇宙へ。』は前者がよかった。

【小田井涼平萌え映画】天正伊賀の乱/Bird's Eye バーズ・アイ/月猫に蜜の弾丸/プレイガール/蛙男商会のホラーナイト/ブラッディ・ナイト・ア・ゴーゴー/Scratch! の7タイトルから、
 1.Bird's Eye バーズ・アイ as本条直人
 2.天正伊賀の乱 as粗鋼
 3.Scratch! asホットドッグ屋店長
番外.switch as沢木
今年の萌えの中心だった小田井涼平出演映画から萌えポインツ重視のベスト3を。その他出演作はドラマや舞台が多数でここでの感想対象にはしなかったんだけど、『switch』というコミックがベースのメディアミックス、それの舞台版で沢木という悪役がとてもよかったので番外に。1は身長190センチで迫力のワイヤーアクション、2は言ってることのどこまで本当かわからないトリックスター、3は髭ありで滝のように競走馬の薀蓄を語るホットドッグ屋店長。とにかくしゃべってるところが見たいんだ! この後三月に公開予定の映画『SとM』ではヒロインを含む女性キャラ全員がSで始まる名前の中、プレイヤーキャラに当たる主人公の誠役。何でも原作がトンデモ系官能コミックだそうでwktkというかgkbrというかw 

【小説】TOKYO BLACKOUT/ジョーカー・ゲーム/カラスの親指/黒百合/ケンブリッジ・クインテット/長いお別れ/見えないグリーン/ダブル・ジョーカー/15×24 イチゴーニイヨン の9タイトルから、
 1.15×24 イチゴーニイヨン 新城カズマ
 2.ジョーカー・ゲーム 柳広司
 3.ダブル・ジョーカー 柳広司
雑誌掲載短編「長い廊下がある家」は除き、単行本のみを対象としたベスト3。今年のある時期ちょっと小説読むのが辛くなっていて、そこからのリハビリというか、面白いお話の愉しみっていうのがどんなものか思い出させてくれたのが2と3の短編連作だった気がする。それで複数同時進行群像劇のヤマっ気と迫力とその制作過程の大変さを付きつけてくれたのが1の六巻ものライトノベル。やっぱあれだけのものを書こうとすれば、それだけ練り直しを重ねなければならんのですね。

【ノンフィクション】暗号解読/現代アート入門の入門/現代アートビジネス/ヒーローと正義/腐女子取扱説明書/経済倫理 あなたは、なに主義?/論争 格差社会/新しい階級社会 新しい階級闘争/「不自由」論「何でも自己決定」の限界/お金に「正しさ」はあるのか/「分かりやすさ」の罠 アイロニカルな批評宣言/理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性/封印作品の謎/封印作品の闇/「プライバシー」の哲学/銃・病原菌・鉄 の16タイトルから、
 1.理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎
 2.経済倫理 あなたは、なに主義? 橋本努
 3.ヒーローと正義 白倉伸一郎
 4.銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイアモンド
 5.「不自由」論「何でも自己決定」の限界 仲正昌樹
エライ人が書いてるオピニオン系のブログを読みこなすためのガイドがほしいなあと思ってよちよち物色してたら、5の著者の新書群に行き当たってマイブーム(死語?)に。一冊選ぶならこれだけど、他のもよかったです。自然科学的な歴史の本として4がフィット。自然科学系では長年積ん読だったサイモン・シン『暗号解読』をようやくクリア。しかしながら自然科学系を横断して1が最大のヒット、対談形式で読みやすいけどちょうどいい深さとバランスです。ペンローズ『心は量子で語れるか』とともに折りにふれ読み直したいと思った。

【コミック】HOTEL/バクマン。/誰も寝てはならぬ/水玉生活/スーパーヒーローズ/レッド/ペット リマスター・エディション の7タイトルから、
 1.ペット リマスター・エディション 三宅乱丈
 2.バクマン。 大場つぐみ・小畑健
 3.スーパーヒーローズ 藤沢真行
コミック感想はよく書き忘れていて『もやしもん』『よつばと!』『放浪息子』『青い花』『大奥』『テレプシコーラ』など、他にも色々読んでるはず。『バガボンド』『リアル』は追いかけきれてないや。1は加筆版で知って初めて読んだらサスペンスとしても恋愛もの(?)としてもすごくよかった。2は面白いんだけど、女の子キャラにももっとのびのび自己実現させてあげて下さい、少年マンガとはいえジャンプなんだし。3は仮面ライダー映画のコミカライズで、簡潔で丁寧で絵も魅力的。

引き続き特撮ヒーローものと映画漬けの一年でした。昔『SFX映画の世界』『シネフェックス』『スターログ』などを読んでいた頃から、今『ファンタスティックコレクション』『宇宙船』を読んで変わらず思うのは、リアル志向のCG含むVFXに憧れて止まないということ。そこにないものをあるかのように見せる、つくりごとの素晴らしさ。

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2009/12/31

2012

今年のコミケは混雑を避けようとゆっくり行ったら、出遅れ気味で収穫少なかった。しょぼーん。そして滑り込みで更新。本年もお世話になりました。

今年最後の映画は『2012』。年内にこれと年明けに『アバター』を見ようと思ってて。うーん、見た。大雑把で大迫力で前向きな70年代っぽいパニック超大作だった。同じ監督の『デイ・アフター・トゥモロー』と比べても、あの映画で図書館に籠もった高校生が暖を取るため本を燃やさなければならなかったような叙情や感傷は感じられず、ずっと大味で能天気な演出。予告が子供の泣くシーンやマヤの予言中心で、主演がジョン・キューザックだったから、もっと『ミスト』みたいにシリアスで神秘主義寄りで為す術もない人類の無力感漂う話かと思ったのに。マヤの予言を聖書の教えに沿ってどうにかする話になってるのに呆れた。気力と人脈で生き延びる主人公のバイタリティに笑った。各国首脳や科学者に有色人種や女性がいて、中国やインドに比べて日本の存在感が薄いところが現代的だと思った。主人公の別れた妻と子供達の他に、妻の現恋人の整形外科医や、主人公の雇い主のロシア人富豪も一緒に逃げることになるんだけど、この整形外科医(トーマス・マッカーシー)と富豪の自家用ジェット機パイロット(ヨハン・アーブ)の即席の相棒っぷりがよかったw もう一人の主人公である科学者の父がジャズ・ミュージシャンで、豪華客船内で演奏してたのが「イット・エイント・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」という曲なのも粋ですよ。映像はすごくて、岩や氷山や建造物や船や津波といった、現実に存在する大きいものの動きには見とれます。そういう絵を背景としてフレームに納められるというだけでなく、回り込んで寄って細部を拡大して見せることができるCGの基本的エラさが全開。ディズニーアニメやアバターの幻想的風景とは別種の、リアル志向の職人技って好きなのよ。えーワタシは掲示板やブログで映画感想を書き始めた頃から、私的な場では映画やアニメは《見る》演劇やサーカスやスポーツは《観る》と書き続けてきました。国語的にはどちらも《観る》が正しく、傍からすれば単なる誤字で、校正かかると従うんですけど。なぜそんな書き方するかというと、撮影上の技巧を凝らしたコンテンツと、受け手の想像力に頼る部分が多いライブの催しでは、こっちの楽しむ態度も違うよなと思って。VFXで背景を作り込み編集でクライマックスを制御した完全パッケージの映画は、細部まで注視してやりたいと。まあそういった《木も見て森も観るよ》的スタンスで来年以降もジャブジャブ映画を見ていきたいと思います。

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2009/12/28

ダブル・ジョーカー/15×24 イチゴーニイヨン/ペット リマスター・エディション

今年も押し迫ってまいりましたが、うーんこの後もう一回くらい更新なるか。

ダブル・ジョーカー』は柳広司のスパイもの連作短編集二冊目。秋頃に出てるなーと思ったまま忘れていて、年末ランキング本で思い出し慌てて読んだ。一冊目『ジョーカー・ゲーム』に劣らず面白かったです。さすがこのミス二位、本ミス七位。きちんと本格ミステリで、歴史的背景とか軍事情勢とかもうるさくない程度に書いてあって、このくらいのバランス好きだなあ。中では「ブラックバード」「仏印作戦」がよかった。帯にはシリーズ最新作とあるけど、物語の進行からするにもう続きは書かれないのかな。ちょっとね、登場するD機関のメンバーが揃いもそろって《目立たないがなかなかの美男子》だったり、カバーイラストやコミカライズがいかにもな雰囲気の絵だったりするのは、ノイタミナとかで深夜アニメ化されそうとか思わないでもないけどw そうなったらそうなったでいいかも。

15×24 イチゴーニイヨン』link five~sixは新城カズマ作、四ヶ月連続刊行の後ろ二巻分。いやー年内に出てよかった。最終巻に向けて盛り上がり、登場人物にはさらなる危機と黒歴史、意外な偽装、意外な犯人、納得の目的地、全員集合して開始時点からの心境変化を全員折り込んで感動の大団円。そして後日譚。たいへん面白かったです、ゴチでした。本格ミステリではないので、都市論とか民俗学とか近代日本史の闇とか、そっち系のトンデモ神秘主義が入ってくるのが好みに合うかどうかってところはありますが。でもお勧め。今回の泣かされどころ萌えどころはジュンと対峙してる時のササウラの心中。部屋で一緒にいる絵が浮かんできてヤバい。《プロォシュ》のマスターの話は耳が痛かった。いい感じになってた男女ペア数組に思ったほど決定的な動きはなかった。ちょっと不満だったのは、サトミがあまり活躍しなかったこと、トウドウが終始あまりにも万能だったことと、明かされた出自の掘り下げがなかったこと。マーチでさえああなっちゃったきっかけに軽く触れてあるのになあ。それとゴスロリ少女は必須アイテムなんだろうかw必ず出さないとイカンのかwww

ペット リマスター・エディション』一~二巻。モーニングに03年くらいから連載されてたらしい、三宅乱丈のサイキックサスペンス、えーと超能力マンガねw 今年になってから加筆修正版が全五巻中四巻まで出たところ。この人は『ぶっせん』を拾い読みするくらいしか知らなかったけど、イメージ豊かで、能力とチャイニーズマフィアとの取り合わせもナイスでした。マゼンタとシアンの色彩に惹かれ(そこか)一二巻をジャケ買いしたの大正解。言葉で語られる設定としては、人は誰も記憶の中に《ヤマ》と《タニ》を持っている。《ヤマ》はその人を支え続け《タニ》はその人を支え続ける記憶の場所。どちらを失っても廃人になってしまうため、敵対する能力者同士はこれを潰し合うと。生まれながらに能力のある子供達は、最初は流れ込んでくる他人の思考をコントロールすることができず、溺れそうになってる状態。同じ能力者として《ヤマ》の美しいイメージを分け与え共有しコントロールを教えてくれる人を《ヤマ》親と呼び、それはもう一途に慕い執着するようになると。この《ヤマ》親との関係がですね、恋愛のように熱く切なく描かれ、とてもよいBL。能力者同士で数組、他の登場人物もかなり濃くゲイっぽいです。序盤に登場する健治(これは能力者じゃない)なども大好きな親友がいて、それでも自分はゲイではないと思うあまりか、周囲の男同士の関係をことさらに意識して悪く言うとか、上手いなあ。

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2009/12/18

銃・病原菌・鉄

Twitter始めてみたけどまだ勝手がわかりまへん。

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』は上下巻の大作。面白かった。著者はこれでピュリッツァー賞を受賞し、続く『文明の崩壊』も翻訳されてる、ただし版元が草思社なので在庫があるうちに慌てて購入。ワタシは歴史があんまり得意じゃない子供で、王家の骨肉の争いとか、開戦を決意した指導者の胸中とか、学校の先生が人間ドラマ部分をことさらにアツく語るようなタイプだったりすると、かなりヒいて聞いていました。反対に、羅針盤の発明で航海距離伸びたよとか、ワーテルローの勝敗を伝書鳩で先に知ったロスチャイルド家メシウマ状態とか、火縄銃の発射時間を三列オペレーションで回避するぜというような、所謂イノベーションがらみの挿話は大好きで、真偽はさておきよく憶えてます。歴史的大事件のきっかけを、人より環境や機会や技術に求める解釈が好きなのね。『プロジェクトX』や『その時歴史が動いた』より淡々とした『電子立国』シリーズが肌に合うというか。なので先史時代から現在に至るヨーロッパ諸国優位の原因を、人種的優生学的スペックや指導者の決断に多く求めず、たまたまそうだった地形的気候的条件や生物層の多様性や技術伝播機会の多寡によって、自然科学的に説明しようとしたこの本は、実にもってワタシ向きでした。ミステリ的謎解き要素もあってカタルシス充分ですよ。ちょっと冗長だっていう評もあったけど、大して気にならなかった。ぶっちゃけ大陸はタテよりヨコに広がってる方が有利ってことでw あと、この本を読むとmixiアプリ《サンシャイン牧場》における不思議な作物ラインナップが結構腑に落ちますw

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2009/12/16

南極料理人/仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010/パブリック・エネミーズ

えーと。今年は生まれて初めてタレントの壁掛けカレンダー買っちゃった……恐るべし仮面ライダー!

南極料理人』は予告見てチェックしてたんだけど、あんまり多くの映画館ではやってないのね。終わる前に行けてよかった。極地での日常とごはん作りを淡々と瓢々と描いていて、大事件は起こらなくても、ちゃんといい感じに盛り上がります。劇中ではどうやら最後の一回を除いて「旨い」と言ってないような気がする。旨そうに食べていながら、あえてその言葉は使わせないことにしたのか。舞台は南極の昭和基地じゃなくふじドーム基地です。富士山頂よりも高い標高で、極低温だけじゃなく低気圧低沸点による生煮えとも戦うのがこれまた大変そうでした。周囲にはペンギンもアザラシもバイ菌もいないということが繰り返し語られるw 数キロ深度の氷をボーリング採取する調査の様子を、機器も含めて見せてくれたのが面白かった。一方で零下数十度の外気温の表現は全体的に甘い感じだった。料理人の西村(堺雅人)は手元から顔までのワンショットが多く、刺身とか実際に切ってるシーンは本当の板前さんみたいな手つきです。キャラはいつもの行儀のいい笑顔男だけどw 仕事中もドテラ着てニヤニヤしてるドクター(豊原功補)が曲者っぽく遊び人ぽくて素敵だった。若い調査員(高良健吾)はハゲタカや蟹工船の時よりも可愛く爽やかで青春代表だった。全体にむさ苦しい中でキレイ目なのはその辺ですが、むさ苦しくても構わんということでしたら、他にも色々揃ってますw

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』上映中の映画に関してものすごくネタバレします。これから見るヒト逃げてー超逃げてー! 平日朝一回目上映の割に混んでた印象。男子一人で来ている大きいお友達が多く、両隣はみっしりそういう方々でしたw 初期入場特典の下敷きは貰えたけどDVD付きパンフはまたしても売り切れでした、おのれディケイドめ! いやーよかった、安心した。どうも評判悪そうなので、元からあんまり湧いてないワタシの聖なる泉が枯れ果てたらどうしようかと思ってたけど別にそんなことはなかったぜ。ていうか例の円環構造について事前にそうと知らなければ、TVシリーズや夏映画との関係がわからず、またしても釈然としないままだったと思う。言っといてもらってよかった。ディケイドTVシリーズでは士がリイマジ世界のライダーと仲間になってしまい戦うのを拒否したために全て振り出しに戻るわけですが、冬映画では紅渡の言葉に従いライダーを撃破し封印していく悲痛な展開。覚悟を決めた士、カッコいいユウスケ、真摯な海東、変身する夏みかんと、四人ともしっかり見せ場があって、TVシリーズから続く士のカメラや写真もうまく生かされてた。TVシリーズの円環構造バッドエンドがなくなるわけではないけれど、例えばこうすればハッピーエンドへ脱出可能という道筋が夏映画と冬映画の二種類示されたという意味で、いい結末だったんじゃないかと思う。しかしながら、TVシリーズ最終話にくっついてた劇場版予告の、波打ち際に倒れる士や、士が二人いて殴り合いや、クウガに持ち上げられるディエンドや、チンピラ風ユウスケの「世界は俺がもらう」は、どうなっちゃったんですか。海東の「士、死ぬな!」は別の状況で言ってたし、ユウスケは正気を保ったいい人のままで黒目アルティメットやってたよw てことはあの予告も夏映画や冬映画とは別のパラレルなのか。それでもいいから見たかった、次の劇場版……は作らないのかな。サーセン信者なものでw Wはどうしよう、もうおやっさんが本気でカッコよくて困った、アクションも帽子も白スーツもトレンチコートも事務所のデスクに納まった姿も顔だけ変身解除も全部が! モニカの時もバチスタの時も(間空きすぎw)別に何とも思わなかったのに!

パブリック・エネミーズ』は一九三〇年代の有名実在ギャングもの。次々と起こす銀行襲撃や脱獄を、締まった映像で畳み掛けるようにキリキリと見せてくれるんだけど、何か盛り上がりに欠けるっていうか、淡々と進め過ぎるっていうか。マイケル・マン監督ってこういう真面目で素っ気ない作風なんだっけなあ。そう言えば『コラテラル』も、もうちょっとゆるい感じにしてくれたらいいのにと思ったような。マガジンが円筒形の古風なサブマシンガンをじゃんじゃん撃つし、ギャングも警察もスーツに中折帽だし、銀行や刑務所の建築も、この時代の車や音楽もいい、好きな要素はいっぱいあるんだけどなあ。もっとずっと社会派寄りの映画ならいいけど、恋愛含めた人となりを描く映画なのに、高揚感や幸せな気分があんまし豊かに伝わってこなかった。もっとこう『華麗なるギャツビー』みたいにしてほしいのよw クリスチャン・ベイルの捜査官はブルース・ウェインの時と似た感じ、でも襟足スッキリなジョニー・デップは新鮮で、こういうのも大変よろしいですね。主人公のデリンジャー以外にもベビーフェイス・ネルソンやプリティボーイ・フロイドなどの実在ギャングが登場します。ボニー&クライドは出てなかった気がする、見落としただけかも。設立前夜のFBIはまだ前身のBOI時代だけど長官は既にフーヴァー。この辺の固有名詞は小さい頃に見た『ドーベルマン・ギャング』で犬の名前として知ったんでしたw

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2009/12/03

YAMAKASI ヤマカシ/15×24 イチゴーニイヨン

コンビニでオレンジティーと名の付くものを見つけたら一通り試してみるワタシです。紅茶より果汁比率が高めだとアタリ。JAVA TEAのそれは、予想はしてたけど香りのみで果汁分ゼロでした。そんなまるで超ドライなマティニみたいなことせんでもw

YAMAKASI ヤマカシ』は『アルティメット』と同様に制作脚本はリュック・ベッソン、監督は別の人です。チーム七人分のパルクールの見せ場ぎっしりで、筋書きは正義の泥棒でハッピーエンドで、大変楽しめました。ダヴィッド・ベルは出てなくてコンビものでもないんだけど、管轄違いで折り合いの悪かった刑事二人が、被害者の政治家の無神経と横暴ぶりにがっかりして、共感を持ち始めるところはニヤニヤしたw 序盤で外壁を登って見せるアパートというのが、ぽつんと建ってて程よく古く壁面デザインも面白い、絵になる佇まいです。後半で襲撃する医師宅がどれもゴージャスに飾られているのと対照的。その医師宅の中では犬の出てくる家のインテリアがよかった。

15×24 イチゴーニイヨン』link fourは十一月末日の奥付けで出た新城カズマ作の第四巻。中盤でダレるかなーと思ってたのにそんなことなくて、引き続きとても面白いです。あとがきでは最終巻への登場権を賞品に、謎の人物《17》の正体当てクイズが始まってるけど見当もつかずw 頼りになるかと思えた刑事は負傷し重態に、問題解決や危険回避はまたササウラ達自身の許へ戻ってきた。そんな中で黒歴史が明らかになるキャラ続出。いい感じになる男女ペア数組。ワタシの好きなホノカとイスミも邪悪かつお似合いです。かといってイスミ×ジュンが消えたわけではなく、ジュンが一人称パートでイスミへ語りかけるのはかなり萌え。泣かされるのはサトミパート、ササウラやマリエパートは考えさせられる。物語の中心となる十七歳十五人以外では、初登場の有働がよかった。高三で、クラッシックな暴走族の頭で、電子マネーの流通で大儲けを企んでいて、受験勉強や市場経済のようなフェアな競争が好きで、野球が好きで、子供みたいな性格。主人公グループへの協力を野球の試合に賭けるという、やや無理めのシチュエーションを成り立たせるためのサブキャラなんですけどね。あとノブが度々引き合いに出していた治英叔父さんも登場、わーいダメ大人だw

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2009/11/26

イングロリアス・バスターズ/ウォーリー

推定二十代とおぼしきシティバンク営業さんに豪ドル預金を勧められ、話上手で面白かったから、前向きに検討する(ウソ)と答えた翌日、市況が変わったのでお勧めできなくなりましたという、えらい焦った口調の留守電が。大丈夫、こっちは話半分に聞いてたしw わっはっはー可愛いのう、まだまだ修行が足りんのうwww

イングロリアス・バスターズ』はタランティーノにしては大人しめと聞いていたところ、実際そんな感じ。ワタシ的にはこのくらいが好きですよ。変な日本趣味も、コミックやアニメの挿入もなかったけど、フラッシュバックで立ち現われる回想シーンなんかはタラちゃんらしかった。それと画面にぶよぶよ動く手書き文字で《↓ゲーリング》とか書き込むのやめれwww 細部はそんななんですが、盛り上がりにテンションを合わせ損ねてしんどかった『キル・ビル』とかと違い、話の運びや緩急の付け方が肌に合ってて心地よく見てられました。凶悪で殺伐とした復讐物語なのに、映画大好きな気持ちが溢れてて、小さな映画館の看板替えや、スクリーン裏に積まれたフィルムの絵はそれだけで楽しくもあり。フィスト・ガンも含めて銃関係は実在したものだそうです。流血や傷多めなので苦手な人は注意。ブラッド・ピットも濃くてよかったですが、何といってもナチのランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)が目立ってました。明晰で博識で語学に堪能で観察力に富みお茶目でひねくれてて素敵にチャーミング、ミステリだと名探偵キャラなんだけど、その能力をユダヤ人狩りに使う悪役なんですな。演じている人も英独仏伊をとても流暢に話せるんだとこないだテレビで言ってた。あとまたジュリー・ドレフュスが出てた。あながち時代背景のせいだけじゃなく、凝り方がヒッチコックぽいとか、昔の面白かった米国戦争アクション映画ってこんなだったかもとまで思ってしまった。んんー褒め過ぎかも、騙されてるかもw ていうかこの結末なら歴史変わってるやん、でもまあいっか、みたいなwww

ウォーリー』は去年の上映中に見損ねていて今頃。思った以上に活劇で、思った通り切な可愛かった。もうダメな地球で淡々と作業するウォーリーもパワフルなイヴも、時々踏まれてしまうゴキブリさえも可愛いですw ちょっとだけ『2001年宇宙の旅』パロ。作中に使われているミュージカル映画は『ハロー・ドーリー!』で合ってる? エンディングクレジットが凝っているので最後まで見た方がいいのはもちろん、ピクサー社ロゴも最初と最後のが違ってます。

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2009/11/05

サイドウェイズ/15×24 イチゴーニイヨン

免許更新行かないと。今月中にしよう、忘れるな自分。

サイドウェイズ』は2004年米『サイドウェイ』のリメイクかと思ったらそうでもないと聞き、別の話だと思って見たらかなり似てそう。あっちは見逃したままですが、どの辺が違うのか気になるんで見ときたいな。んんー、小日向文世と生瀬勝久のコンビっぷりは普通によかった。でもワインとか興味ない身としては、別に舞台はナパ・バレーじゃなく国内で構わなかった気もする。

15×24 イチゴーニイヨン』link threeは先月末の一、二巻に続いて出た新城カズマ作の第三巻、引き続きすごく面白いー! 面白いんだけど自分の感想も目にする書評も年寄りの意見ばかりで、本来の対象読者はどう思ってるのかがわかりません、気になる。ていうかスーパーダッシュ文庫が何歳くらいの読者を想定してるのかも知りませんけど。ライノベは大人も読むでしょーなのか、実は大人読者の方が多いでしょーなのか。この巻では最初から主役級の運命に怒涛の急展開、巻き込まれた事件について秘密や思惑や悲願がもう一段深いところまで明らかに、そして別の主役級にはまさかの黒歴史が。前巻に続き大人達がかなり可愛くバカ寄りに書かれてる点は、ライノベ的にはそれでいいんじゃないかと思えてきました。十七歳の連中は相変わらず、初対面の相手を買いかぶったり見くびったりしているのが愉快だ。女の子の書き分けも素晴らしい。アキホ一人称のパートとミツハシ一人称のパートは泣かせます。自殺志願のジュンとそれを止めようとするトウドウの議論もよかった。ササウラはやはりトオルにかなりの信頼感を持っていた。ノブがどうなったのかは大体予想通りだけど、行き先があっち方面ということは最後まで話は中央線沿線で展開するのかな。驚いたのはイスミが上着のポケットに携帯(それも自分のじゃない)入れたまま手探りだけで結構長文のメール打つシーンで、そんなことホントにできるの? 変換候補がどの順番になってるかわからないと無理なんじゃ? 盛り上がってきている分つい速く読んじゃうし、全く描かれていないマナやマーチの動向も気になるし、続きが待ち遠しくてなりません。もう完結はしてるそうなので、ここは毎月一冊と言わず二冊ずつ刊行してほしいところです。ていうかして下さいタノム。

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2009/10/28

沈まぬ太陽/スーパーヒーローズ/レッド

きついロングブーツ無理して履いてたら、ふくらはぎ圧迫されてエコノミークラス症候群になったりしませんかね。

沈まぬ太陽』今日はマイケル映画初日のせいか映画館が賑わってたようですが、ワタシとしてはナショナルフラッグシップキャリア映画の方を見てきましたよ。あくまで架空の航空会社の話だそうで、○航は協力企業としてもクレジットされてなかったような? まあ内容が内容だから『ハッピーフライト』に全面協力した全○空みたいなわけにはいかんでしょう。○航の妨害で撮影が頓挫しかかったとか、羽田空港シーンはタイで撮影し飛行機は全部CGで描いたとか、記者会見で渡辺謙が泣いちゃってたのもわかるかも。萌え的には、元親友だったのが嫉妬と怨恨で宿敵に変貌してゆく恩地(渡辺謙)と行天(三浦友和)の関係がよかった。キャラ単独では、しょぼくれた組合書記長(香川照之)や、ほんの少ししか出なかった東京地検の検事(上川隆也)にときめいたv それと恩地の息子克己(柏原崇)、ワタシこの人を見るといつも弟の柏原収史の方が線が細くて好きと失礼な不平を言いたくなるんですが、今回は弟と間違えそうになったくらい線が細くて結構でした。もっと失礼かw 三時間を超える長編なので途中で十分間休憩が入るわけですが、組合委員長だった恩地が受けた懲罰人事の海外転勤生活と旅客機墜落事故対応で描く前半が、わりと唐突に終わって何でココで切るかなと思わせます。見終わった後で思えば、国見会長(石坂浩二)の登場前と後で分けたということなのかな。この新会長は曲者かと思いきや、社内改革に真摯に取り組む普通にいい人で拍子抜けしたw 悪役ということでいえば、行天に呪詛めいた言葉を吐いて退陣する堂本社長(柴俊夫)はよかったけど、竹丸副総理(小林稔侍)や系列ホテル八馬社長(西村雅彦)はややステロタイプで、せっかくの豪華キャストが勿体ない感じですよ。あと、終戦時に大本営の使者として満州へ停戦指示を伝えに行ったという瀬島龍三ポジの龍崎(品川徹)は死神博士みたいな風貌で、同作者同モデルの『不毛地帯』最新ドラマ版の壱岐(唐沢寿明)とはずいぶんイメージ違ったw 全体的に美術さんがえらいこだわりの仕事を見せていたような。閣議決定の書面に各大臣が花押を書いて回す手元を大写しとか、新聞紙面の広告部分や周りの記事まで当時風ので作り込むとか、料亭の生花にも季節感ちゃんと出すとか(『ハゲタカ』なんかは適当だった)、ニューヨークの女性弁護士オフィスの家具がアイリーン・グレイだとか。それにしてもこういう航空会社もので思うのは、旧呼称でいうところのスチュワーデスのスカーフの結び方バリエーションがハンパねェこと。あれは何スか、同じ結び方しちゃダメって内規でもあるんですかね。古い例で恐縮ですが○航協力の『スチュワーデス物語』とかでそんなこと言ってたっけ?

スーパーヒーローズ』(仮面ライダーディケイド&超電王編)はテレビマガジン増刊《テレまんがヒーローズ》誌に掲載された、藤沢真行によるコミカライズ単行本。収録されているのはプロローグとしてのTV版ディケイド、電ディケ映画の鬼ヶ島の戦艦、夏映画のオールライダー対大ショッカー、SDキャラによるモモタロス爆笑劇場。幼年誌向けなのでどうかなと思って読んでみたら、絵が上手くて魅力的! ガワも変身前もカッコよく、バトルシーンの迫力も、二頭身キャラの可愛さも申し分なかったです。士はイケメンだし、海東も数コマだけど出てるし、アルティメットクウガは渋いし。冬映画のコミカライズもやってくれないかな。今度からこの人の同人誌もチェックしようっとw

レッド』は実在の人物をモデルに羽田闘争から浅間山荘事件を描く山本直樹のイブニング連載、三巻以下続巻。mixiで偶然、作者のたてた《例の赤いマンガ》というコミュを見つけて知りました。いやー山本直樹読むの、かもしだ以来だったりしてw ちょっと変わった試みとして、人物の絵には1~15の丸付き数字がふられてます。これは死亡する順番らしく、登場人物紹介ページだけじゃなく本編中にまで、足だけしか入ってないコマだとジーンズの裾にまで書いてある。同じ時代を扱った作品として藤原カムイ×大塚英志『アンラッキーヤングメン』を思い浮かべてしまうんですが、リアルな絵柄のわりにハジけた結末だったあちらに対して、こっちはひょろひょろした描線と付き纏う丸付き数字が何とも不吉でコワいよう。検索しつつ読んでたら、作中ではちょっとしか触れられない日航機よど号ハイジャック事件の関連でフジテレビ露木茂氏の行動が面白かった。小川宏ショーのサブキャスター降板となるはずの最終回、70年3月31日の生放送中によど号第一報を受け、番組中で自ら取材に行きます宣言をしちゃったんだとか。全くの独断だったにも関わらず、まんまと既成事実化してレポートし番組復帰することに。事件そのものは重く深刻なんだけど、そういうヤマっ気っていいなあ。UPI記者がケネディ大統領暗殺第一報を自社に入れるが早いかAP記者の前で電話線引っこ抜き、ピュリッツァー賞を受けたという話を思い出した。

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